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2017.05.30

再び人工知能ブームの到来か

ここ近年、人工知能(AI)に関したニュースや話題が増えてきたように思います。

こうした人工知能のブームは、最近始まったわけではなく、実は三回目のブームのようです。

過去二回ブームがありましたが、人工知能という分野はとても奥がふかいのだと感じました。

一度目のブーム

調べてみると、最初のブームは1960年ごろに第一次ブームが起こっており、このころは推論・探索へのアプローチが主流でした。

具体的には、迷路を脱出ロジックだったり、パズルの答えを導きだしたり、今でも話題になる囲碁・将棋・チェスなどのAIなどが流行っていました。

実は、私もこの分野に興味をもち、昔パズルを解くアプリを作っていました。
よくパズル雑誌にある数独やお絵かきロジックなどのパズルを高速、正確に解を導く方法を研究して、Vecterで公開をしました。
(ちなみにこれです。)
今は公開をしていますが、現在はメンテナンスをしていません。

これらロジックは、対応範囲がとても狭いので、現実の問題には対応できないとのことで下火になっていき、いったん収束していきました。

二度目のブーム

一度目のブームから20年くらい後の1980年代ごろになって第二のブームが来ました。

このころは、「エキスパートシステム」という概念の開発がさかんになっていたようです。

専門的な知識にあたる情報のデーターベースを構築し、現実的な課題を判断して解決するような仕組みが考えられたようです。

たとえば、「患者さんが高熱になり、熱を下げるには?」のような問いに対して、

「解熱剤を飲ませる。」

「水分をとって睡眠をとる。」

などの解決策を導きだすことができました。

ただ、人が判断した場合には絶対に選択しないような答えを出したりするような場面が数多くあり、表現が良くないですが「殺す」のような回答をしてしまうことがありました。

この例のように絶対に選択しない回答であれば答えから除外するのは簡単ですが、こうした「常識」から外れた答えはキリがないほど多く、人間の「常識」はコンピュータに理解させるのがとても難しい課題でした。

こうして、再びブームが去っていきました。

三度目のブーム

そして、現在、三回目のブームがやってきました。

Pepperのような人型ロボットの登場、コンピュータのハード面の向上、画像処理技術の向上、Iotとしていろんなものがインターネットに接続されるようになってきた現在、再び人工知能が注目をされてきています。

私たちが商材として扱っている、セールスフォースもアインシュタインという名のAIが組み込まれてきました。

お客様へのアプローチをAIが判断してくれるようになってきました。

今後もこの分野が進化していくと思いますので、将来がとてもたのしみです。

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